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室内では紫外線の影響はないと思われがちですが、窓から入ってくる陽光にも紫外線は含まれています。

地上に降り注ぐ紫外線には、全紫外線量のうち約9割を占めるUV-Aと、約1割を占めるUV-Bの2種類があります。このうちUV-Aは波長が長いため、窓ガラスやコットン製のカーテンを透過してしまうのです。

UV-Aはお肌の真皮まで到達することでお肌の弾力が失われ、ハリが失われます。

コロナ禍でおうちでお仕事される方も増えてきていますが、油断せずに室内でも日焼け止めを塗ったり、UVカット効果のあるカーテンをつけるなどの対策もできますので、ぜひやってみてください。

今年の夏も例年より長くなることが予想されます。日常の買い出しやお散歩、これから増える夏のアウトドアシーンでも、マスク着用がスタンダードですが、マスクは紫外線を通すものもあるので注意が必要です。マスクをつけている時も、日焼け止めを使用するのが理想的。

また、マスク着用により肌は摩擦などの刺激を受けやすくなります。最近は肌に配慮した日焼け止めもあるので、肌と相性のいいものを探してみてください。日焼け止めのSPF表示はUV-Bの防御指数、PAはUV-Aの防御指数です。UV-A、B両方に対してきちんと対策できるとよいですね。

さらに暑い中でマスクを着用すると、日焼け止めがよれやすいのも気をつけなければいけないポイント。日焼け止めは皮膚の上に乗っている状態でなければ効果を発揮しないので、こまめに塗り直しましょう。車の窓ガラスにUVカットフィルムを貼ったり、日傘や帽子による遮光もおすすめです。